【本】読了。東野圭吾『危険なビーナス』
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やっと読み終わりました!
実は、前回大沢在昌氏の書籍を読んで、その癖が抜けなくて、最初読み始め難航しました!
大沢在昌氏の書籍を読んだ感想→【本】読了。大沢在昌『生贄のマチ』
なかなかページを進めることができなかったのですが、途中から一気に引き込まれて読了しました!
以前ドラマがあった作品のようですね。
ドラマは見ていないので、先入観なしで楽しめました。
序盤、ヒロインに主人公が一気に引き込まれてしまって、ヒロインのどの部分が魅力的だったかの描写が少し甘いように感じました。
なので、序盤はさほど引き込まれず読んでいたんですよね。
なんというかヒロインのわざとらしさも鼻にかかって。
東野圭吾氏の描く女性像というのは、どこか儚げで線が細い女性が多い印象があったのですが、本作は違いました。
珍しく、大胆かつ勇猛な女性像。
作中に出てくるヘビがキーワードになっているのですが、確かに確かに、と読み進めていく感じ。
今回もキーになるものは脳科学ですね。
東野圭吾氏、脳が好きですよね。
私もサヴァン症候群には興味があるので、このサヴァンという言葉が出たあたりからかなり引き込まれました。
あとは一気に読了・・・
東野圭吾氏の脳科学ものにしては、割と軽く読める部類だったような気がします。
あの憂鬱な、重い感じはあまりありませんでした。
色で言えば、赤。
情熱の色ですね。
赤はきっとヒロインのイメージに起因するものだと思います。
途中、ヒロインの正体に勘づいてしまいましたが、最後まで伏線もきっちり回収しつつ楽しく読むことができました。
結末に向けての1/4は、水を飲むようにゴクゴク一気飲みできてよかった!
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