映画「痛くない死に方」
大好きな俳優さんの一人、柄本佑さん主演の医療映画です。
柄本佑さんの演技幅が大好きなのと、医療モノが大好きなのでとても楽しめました。
人はどういう死を選ぶのか―
テーマとしては在宅医療と死についてを扱ったものです。
冒頭で柄本佑さん演じる河田医師は、医療に対し、あまり真面目に向き合っていません。
誰でもそうだと思うのですが、仕事だからやる、決まりだからやる。
枠から外れない。うまくやる。
そんな枠から、河田医師がどのように成長していくかを、死というテーマと共になぞらえていく作品ですね。
この映画は、実際のお医者様の著書を基にして描かれたものです。
描写がとても細かく、また、人の気持の移り変わりなどもみなさんとても細かく演じられています。
ある種とても重たい映画なのですが、その重さをこちらに投げつけるわけでもなく、静かにストーリーが進んでいきます。
人の尊厳とは?
寄り添う医療とは?
とても考えさせられる内容でした。
しかしながら後味は悪くなく、自分と向き合う時間を与えてくれる映画ですね。
レビューも非常に高い理由に納得がいきます。
涙は出ないけれど、非常に胸が熱くなる映画です。
おすすめします。
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