【熊本グルメ】焦がしにんにくの灯りに誘われて――おっぺしゃんで過ごす静かな夜【ラーメン】
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前回食べてからというもの、あの味が忘れられなかった。
熊本・新市街の「らーめんおっぺしゃん」。
街を歩いていると、ふと鼻をくすぐる焦がしにんにくの香り。
それを感じた瞬間、「あ、もう行くしかない」と足が自然にお店の方向へ向かっていた。
前回の訪問では、初めての「おっぺしゃんラーメン」にすっかりやられてしまった。
特に印象的だったのが、ネギ。
濃厚なスープにシャキッとしたネギの風味が絡み、絶妙なバランスを生み出していた。
その記憶がずっと残っていて、今回は迷わず「ネギマシマシトッピング」で注文。
ネギマシマシありで1,100円。
少し贅沢だけれど、この一杯のためなら惜しくない。
メニューはこんな感じ。
券売機で券を買って、スタッフさんに渡します。
カウンターに座り、スタッフさんに「麺:ふつう」「脂:どんぴしゃ」と告げる。
この“どんぴしゃ”なバランスが、前回も最高だったからだ。
厨房から聞こえる麺を湯切りする音、香ばしい香り、そして湯気の立ちのぼる音。
五感すべてが「これから始まる至福の時間」を告げていた。
そして、ほどなくして着丼。
丼の上には、これでもかというほど盛られた白ネギ。
右側にはとろりとしたチャーシュー、香ばしいマー油がスープの表面にゆらめき、見るからに濃厚な一杯。
まずは、説明書どおりにスープを一口――ずずっと啜る。
……やっぱり、うまい。
濃厚でパンチのある豚骨スープに、焦がしにんにくの風味がしっかり効いていて、口の中いっぱいに香ばしさが広がる。
脂のコクがしっかりあるのに、しつこくない。
ネギの清涼感が絶妙なアクセントになって、最後まで飽きずに食べ進められる。
スープの下から引き上げた中細麺は、ほどよくスープをまとい、口に運ぶたびに幸福感が広がっていく。
チャーシューも相変わらず存在感抜群。
ゴロッとした肉巻きタイプで、噛めば噛むほど旨味が溢れ出す。
脂身のとろけるような柔らかさと、赤身の肉らしい噛みごたえのバランスが絶妙で、まるでメインディッシュのような満足感。
食べ進めるうちに、ネギとチャーシュー、スープの三位一体の美味しさに気づく。
まさに「おっぺしゃん」らしい、濃厚でパンチのある幸福の構図だ。
途中から、卓上のニンニクを少しだけプラス。
このニンニクがまたスープに合う。
味変で新しい世界が広がり、箸がさらに止まらなくなる。
気づけばスープまでほぼ完飲。
あまりの美味しさに、「ちょっとだけ」と思っていたはずが、レンゲが止まらなかった。
食べ終わったあとも、口の中に残る香ばしい余韻。
それはまるで、また来たくなるように仕組まれた魔法のようだ。
お腹も心も満たされて、外に出ると夜の新市街の灯りが少し柔らかく見えた。
「次は、チャーシュー増しにしてみようか。それともまたネギマシマシで安定の味を楽しもうか。」
そんなことを考えながら、またきっと近いうちにここへ来るだろうと確信していた。
おっぺしゃん、やっぱり最高。
あの濃厚スープとネギの相性は、何度でも恋に落ちる味だ。
らーめん おっぺしゃん熊本本店
OPEN 11:00~1:00(金土のみ~3:00)
〒860-0803 熊本県熊本市中央区新市街5−11
電話 0963424978
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