【美術館】光と影と捉える。マルチ・アーティストの先駆者『ミュシャ展』
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久しぶりに熊本市現代美術館に足を伸ばすことができました。
以前からずっと楽しみにしていたミュシャ展。
ミュシャを好きになったのは、もう遡って小学生の頃になります。
当時はきらびやかなそのポスターに目を奪われているだけで、自分がミュシャの描くどういったものが好きなのかわからずにただ見ていました。
【#ミュシャ展 開催中!】
会場では、チェコ在住のズデニェク・チマル博士のコレクションから、劇場ポスター、挿絵、ポストカード、パッケージ、宝飾品などを中心に、油彩画、水彩画、素描、写真まで数々の貴重な作品をご紹介!
3連休のお出かけに、ぜひお立ち寄りください。https://t.co/Zju8wWmvRK— 熊本市現代美術館(CAMK) (@camk_kumamoto) February 22, 2024
ミュシャはチェコを代表する画家です。
アルフォンス・ミュシャ
アルフォンス・ミュシャ(フランス語: Alphonse Mucha、チェコ語: Alfons Mucha、本名:アルフォンス・マリア・ムハ(チェコ語: Alfons Maria Mucha)[2]、1860年7月24日 – 1939年7月14日)は、チェコ出身でフランスなどで活躍したグラフィックデザイナー、イラストレーター、画家。「ミュシャ」という表記はフランス語の発音によるものであり、チェコ語での発音は「 ムハ 」である。
アール・ヌーヴォーを代表する画家で、多くのポスター、装飾パネル、カレンダー等を制作した。ミュシャの作品は星、宝石、花(植物)などの様々な概念を女性の姿を用いて表現するスタイルと、華麗な曲線を多用したデザインが特徴である。イラストレーションとデザインの代表作として『ジスモンダ』『黄道十二宮』『4芸術』などが、絵画の代表作として20枚から成る連作『スラヴ叙事詩』などが挙げられる。
ベアたんが一番最初に見たのは「黄道十二宮」だったと記憶しています。
当時はその斬新的なイメージにただただ圧倒され、想像だけ、見様見真似でイラストを描いた覚えがあります。
大人になり、改めてミュシャの絵を見ると、やはりそこには私の好きな要素が詰め込まれていることをしりました。
私は「光と影を描きわける」そして「静の瞬間を捉える」絵が好きです。
ミュシャを代表する作品と言われるものは彩りに溢れていますが、私の印象では「躍動したその瞬間の静」を閉じ込めたような、そんな絵に見えます。
一瞬の、静。
そこには何の音もありません。
そうしてまた人物が動き出すのです。
今回は挿絵や油絵、ミュシャを代表するリトグラフなど、実に169点が展示されていました。
代表される彩りのあるリトグラフもよかったのですが、挿絵の印刷、木炭画など、私の好きな作品がたくさん展示されていたことが嬉しかったです。
彩りのある絵に目を奪われがちですが、私にとってのミュシャは白黒の、光と影を捉えた作品であります。
どの作品も緻密に世界を止めた一瞬が描かれてあり、目を見張りました。
素描。
その簡単な線にさえ、ミュシャは存在するのです。
感動でした。
ぜひみなさんも訪れてほしいです。
ミュシャ展 2024年2月10日~4月7日
熊本市現代美術館
熊本市中央区上通町2番3号
TEL:096-278-7500 FAX:096-359-7892
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