【カップ麺】エースコック「八海山酒粕仕立て『濃厚味噌』『鶏塩白湯』」2種を食べ比べてみた【エースコック】

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カップ麺というと、「手軽」「簡単」「それなり」というイメージを持つ人も多いかもしれません。
けれど、最近はその枠を軽々と超えてくる商品が増えていて、今回ベアたんが出会ったこの2つも、まさにその代表格でした。
エースコック
八海山酒粕仕立て 濃厚味噌(千年こうじや監修)
八海山酒粕仕立て 鶏塩白湯(千年こうじや監修)

「酒粕仕立て」という言葉の時点で、もう気にならないわけがありません。
しかも八海山、しかも千年こうじや監修。
これはもう、食べ比べるしかない。
今回はこの2種を、ベアたんの正直な感想とともに、じっくり比べてみたいと思います。


■ まずは「濃厚味噌」から— 香りの時点で、もう勝負は始まっている —


お湯を注いで3分、味噌ダレの封を切った、その刹那
……これは、正直、想像以上でした。

酒粕と麹の、ふくよかで奥行きのある香りが、ふわっと一気に立ちのぼります。
「え、これ本当にカップ麺?」と、思わずパッケージを見直してしまうほど。
お湯を注ぐ前から、すでに“いいものを食べる予感”がある。
この時点で、かなり期待値は上がっていました。
麺は、もっちりとした太めの麺
スープに負けない存在感があり、噛むたびに小麦の弾力が感じられます。
そしてスープ。
一口すすった瞬間に感じるのは、しっかり香る味噌の存在感
塩気は決して弱くないはずなのに、角がなく、まろやか。
それはきっと、酒粕と麹が持つ自然な甘みが、塩味をやさしく包み込んでいるから。
味噌特有の「しょっぱさ」が前に出るのではなく、コクと甘みが先に立つ、丸い味になっています。
味噌の種類については、正直なところ断言できません。
ベアたんは普段、合わせ味噌しか食べないので、「これは〇〇味噌だ!」とは言えないのですが、感覚としては、赤味噌と白味噌を混ぜたような、深みとやさしさの両立を感じました。
そして、食べ進めるほどに思うのです。
「……これ、白飯ほしいな」
ラーメン単体でも十分完成されているのに、このスープ、絶対にごはんと合う。
雑炊にしてもおいしいだろうな、という妄想まで膨らみます。
よくある味噌ラーメンのように、「ここにバターを足したい」とは思わない。
それは、このスープがすでに完成しているから。
酒粕の香りが終始しっかりと漂い、最後の一口まで「カップ麺感」をほとんど感じさせない出来栄えでした。


■ 続いて「鶏塩白湯」— 控えめかと思いきや、じわじわ効いてくる —

次にいただいたのが、鶏塩白湯

調味ダレを開封した瞬間は、「あれ? 味噌より酒粕の香り、控えめかも?」というのが正直な第一印象でした。

ところが。お湯を注ぎ、しっかり混ぜるその瞬間。
湯気とともに、酒粕の香りが一気に立ち上がるのです。
なるほど、これは“後から来るタイプ”。
スープは味噌と同様、とろみのある白湯系
ただし、味の方向性はまったく違います。
一般的な鶏塩白湯のカップ麺と比べると、塩気はやや控えめに感じました。
その分、とても上品。
甘みのある、角のない塩味
鶏の旨みが前に出すぎず、酒粕のやわらかさと溶け合っています。
「濃厚」という言葉から想像するガツンとした強さではなく、どちらかというと、静かに身体に染み込む味
スープを飲むたび、「これは夜遅くでも罪悪感が少ないな」そんなことを思いました。
ただ、正直に言うと、ベアたんの好みとしては、味噌のほうがより刺さった
鶏塩白湯はとても丁寧で、完成度も高い。
けれど、味噌の持つ香りの強さとコクの深さが、より印象に残ったのです。


■ 食べ比べて感じたこと

この2つを並べて食べてみて、強く感じたのは、
「酒粕って、こんなにラーメンと相性がいいんだ」
という驚きでした。
味噌は、香りとコクで魅せるタイプ。
鶏塩白湯は、やさしさと上品さで包み込むタイプ。
どちらも共通しているのは、カップ麺とは思えない完成度と、酒粕・麹が持つ「発酵の力」を、きちんと活かしている点。
今日はがっつり満足したい、という日には濃厚味噌。
今日は少し静かに、身体を労わりたい夜には鶏塩白湯。
そんなふうに、気分で選びたくなる2杯でした。
カップ麺という枠を超えた、
ちょっとした“食のご褒美”。
もし見かけたら、ぜひこの2つ、
食べ比べてみてほしいなと思います。
ベアたん的には——
迷ったら、まずは濃厚味噌。
でも、鶏塩白湯の静かな魅力も、きっとあとから恋しくなりますよ。

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