感想が二分する・・・映画「きさらぎ駅」
見ました。話題作、映画「きさらぎ駅」。
できるだけレビューは見ないようにして見ましたが、噂だけ先行で「感想が二分する」と聞いていました。
そして、見て、なるほど。と。
結果から申し上げますと、大のホラー苦手なベアたんでもさほど怖くなかったです。
ホラーって、形の見えないものに精神的にヒタヒタやられるものと、ゾンビみたいに形が見えて肉体的に追い詰められるのとっていうイメージでしたが、そのどちらでもないような。。。
敢えて言えば後者の方でしょうか。
とにかく、「びっくりさせる」映像と音が多かったです。
ストーリーは異世界エレベーターのようなものですが、まぁ2chが元になっているだけあって、どこかで聞いたことがあるような感じの・・・
展開は読みやすい映画でした。
冒頭半分くらい回想シーンなんですが、回想をわかるように演出された画面が気持ち悪くて（物理的に）画面酔いしました。
CGはそこまで怖くなかったですが、子供と見るのは避けたほうが良さそうです。子供にはトラウマになるかもしれません。
そこまで血だらけというわけでもなく（血まみれシーンはあるものの）ゾンビ的な映像も長くないので、ホラー初心者には優しいかもしれません。
何が怖かったって、酒飲みのおっさんが一番怖かったですね・・・
ホラー映画、というよりPS2なんかであるホラーゲームのような構成。
一人称視点なのもちょっと新鮮かもしれません。
元の「きさらぎ駅」を知らない人にはだいぶ刺さりやすいかもしれませんね。
B級ホラーとしては楽しめる方なんじゃないでしょうか。
ホラーが全くダメなベアたんが平気で見てその後も怖くなかった、という点では、ホラーとして成立しているかは謎ですが・・・
夜中一人でヘッドホンをして、部屋を真っ暗にしてから見て欲しい映画でした。
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