【映画感想文】藤原竜也と再び向き合う「バトルロワイアル」シリーズの魅力【ネタバレあり】

またしても藤原竜也氏を追いかけていて見た作品。

書籍の方を何度も読もうと思っていたのに、タイミングが合わず、映画が初見となった。

⏩️バトルロワイアル

⏩️バトルロワイアルⅡ鎮魂歌

そう、バトルロワイアルだ。

ちょうど図書室に勤務していた頃、大流行して、流行りが落ち着いたら読んでみようと思いつつ時が過ぎてしまった。

 

ホラーとジャンル分けされていたが、映画は少しサスペンス的でもあったなぁと感じた。

画面がかなり暗い中で展開されていく。

独特の世界だ。

デスゲームものは確かこれがきっかけで流行りだしたのではなかったと記憶が。

昔の映画だからというのもあるかもしれないが、映像は結構チープだ。

ただ、次の展開を待ってハラハラする見ごたえはある。

藤原竜也氏は相変わらずの演技で(いい意味で)こうした作品に彼を登用するのは確かにフィット感がある。

ただ、バトルロワイアルの1の方は殺戮シーンがちょっとチープなので、ぞわぞわするシリアスさに欠ける部分がある。

描写が心理を追い込んでくれないのは確かだ。

今のCGなどを用いてこの作品を演じたらもっと恐怖に震える映像が撮れる気もする。

しかしながら、展開が読めそうでいて読みにくいのは高揚感がある。

 

山田太郎氏が演じるクラスメイトだが、確かに演技がうまい。

彼はこうした演技がうまい人だったとは知らない部分だった。

1の方はほとんど彼とのやり取りが見どころなのだろう。

 

ドキドキさ加減で言えば2の方が盛り上がりはあったかもしれない。

ただ、ずっと戦闘シーンが続くので、心理戦とは言い難い部分があったようにも思う。

2は主人公がちょっと違うのか・・・忍成修吾氏の演技が光る。

抑え気味の藤原竜也氏と、まだ感情が青臭い忍成修吾氏の構図である。

2の方が青春がよくわかった気もする・・・

 

1と2は全く異なる映画であるし、1だけ見て2は見ないという手もあるのかもしれない。

戦闘アクションを見たいなら2を勧めると思う。

デスゲームの原点とも言える作品なので、見れてよかったと思う。

もしかしたら叫ぶ叫ばないに間違いがあるかもしれないが、本作は確実に叫んだ。

 

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Posted by bear-tan