【カップ麺】『麺づくり シーフード塩味』を食べてみた、静かな海のような一杯【マルちゃん】

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少し肌寒くて、身体がほっとするものを求めていた日。
棚からそっと手に取った「麺づくり シーフード塩味」。

開封すると、内袋は2つ。

かやくと液体スープですね!
麺は結構細麺です。

✄- – – – – – お湯を入れて4分 – – – – – ✄

ノンフライ麺と聞くと、まず浮かぶのは“あっさり”という言葉で、その印象は口に入れた瞬間にすぐ裏付けられました。
細麺で、とても軽やかなすすり心地。
だけど、ただ軽いだけじゃない。
歯に触れた瞬間にほんのわずか、“もちっ”と寄り添ってくる食感があるんです。
もちもち!と主張する強さではなく、そっと頬に触れるみたいな、控えめな柔らかさ。あの一瞬の感触が、なんだかクセになりそうでした。

具はキャベツ、カニカマ、コーンの3種類。
派手ではないけれど、塩味のラーメンに必要な役者がきちんと揃っている感じがして、食べながら思わず「これでちょうどいいんだよね」と呟きたくなる。
キャベツの甘さがスープに滲み、コーンが時折ぷちっと弾け、カニカマがほんのり海の記憶を添えてくれる。
塩系のラーメンには、こういう素朴さがよく似合います。

面白かったのは、スープの感じ方が人によって違ったこと。
隣で食べていたベア次郎は「シーフードの香り、しっかりくるね」と言うのに、ベアたんはなぜか、ほんのわずか醤油のようなコクを感じました。
でも原材料を見ても、醤油の文字はどこにもない。
不思議に思いながらもう一口味わってみると、“醤油っぽさ”ではなく、塩そのものが持つ旨みの深みだったのかもしれない、そう腑に落ちました。
塩味の濃さについても印象が違って、ベアたんは「上品な塩加減だなぁ」と感じたのに、ベア次郎は「しっかり塩気あるよ?」との感想。
もしかしてベアたん、少し風邪気味だった……?
そんな小さなズレも、食べ比べの楽しさなのかもしれません。

全体を通して抱いた印象は、“海鮮ガツン系”ではなく、じんわり染みる“貝出汁寄りイメージの塩ラーメン”。
夜の静かな海を散歩しているときに、潮風がすっと頬を撫でていく感じに似ていました。
賑やかな海ではなく、波が静かに寄せては返す、落ち着きのある海。
その余韻とともに食べ進めていく感覚が、心までやわらかくほぐしてくれました。

重たいものは食べたくないけれど、ラーメンをすすりたい。
そんな日にぴったりの、穏やかでやさしい塩味。
次は体調万全のときに、もう一度食べてみたいな。
そのとき、このスープはどんな表情を見せてくれるんだろう。
そんな楽しみをそっと残してくれる一杯でした。

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