【カップ麺】🍜 湯気のむこうの余韻 ― 日清「塩元帥 旨塩ラーメン」を食べてみた【日清】

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昼下がりのキッチンで、ふとラーメンの香りが恋しくなることがある。
そんな日に選んだのが、日清の新作「塩元帥 旨塩ラーメン」
2025年7月に発売開始されたばかりのお品だ。

大阪を中心に展開する人気店「塩元帥」監修のカップラーメンで、発売当初からSNSでも話題になっていた一杯だ。

ふたを開ける。
内袋は3つ。
かやくが2種類と、液体スープだ。

湯を注ぎ、5分。
ふたを開けた途端、ふわっと広がる鶏と魚介の香り。
ベアたんの鼻先をくすぐるその香りは、どこか和食の出汁にも似ていて、思わず深呼吸したくなるほどだ。

🐻 しっかり鶏と魚介の風味、そしてオニオンの奥行き

ひと口、スープをすすると――

まず感じるのは、しっかりとした鶏の旨み。
そこに魚介の風味がやわらかく重なり、味に深みを与えている。
まるで澄んだ湖の底に、静かに積み重なった旨味の層。
どこまでもクリアで、雑味がない。
そこへ、ローストオニオンの香ばしさがすっと差し込んでくる。
このオニオンが、本当にいい仕事をしている。
塩スープの優しさをそのままに、奥行きをぐっと広げてくれる。
「香りのコク」という言葉がぴったりだ。
塩気はしっかりめ。
けれどそれが嫌味ではなく、どちらかといえば“旨みを引き立てる塩気”という印象。
あっさりというより、むしろ“がっつり系の塩”。
思わずごはんを添えたくなるほど、スープの存在感が強い。

 🌿 ゆずがふわっと、さっぱりと香る

飲み進めているうちに、ふと感じる瞬間があった。
「ん?なんかふわっと香るな…」
その正体は、ゆず皮だった。
口の中でほんのり広がる柑橘の香り。
これがスープ全体をさっぱりとまとめ、後味を軽やかにしてくれる。
コクがしっかりあるのに、重たくならない。
和の風がそっと吹き抜けていくような感覚だ。
このバランス感覚こそ、「塩元帥」らしさなのだろう。
塩ラーメンというシンプルな器の中に、香りと旨味の層が見事に共存している。

🍜 麺は少し太め、軽くもちっと

麺を持ち上げると、ノンフライ特有のツヤがある。
日清らしい丁寧な仕上がりで、やや太め。
ひと口すすれば、軽くもちっとした弾力が心地よい。
カップラーメンにありがちな“ふにゃっと感”がなく、
ほどよいコシとつるみがあり、スープとの絡みも抜群だ。
時間が経ってもダレにくく、
スープをすくうたびに、麺の香りと鶏魚介の旨みが調和する。
一体感がとても自然で、箸が止まらなくなる。

 ☕ スープまで飲み干す一杯

気づけば、ベアたんはスープまで飲み干していた。
カップの底が見えるころには、身体の芯まで温まっている。
塩ラーメンというと、軽くてあっさり――そんな印象を持つ人も多いかもしれない。
でもこの「旨塩ラーメン」は違う。
“やさしいのに、しっかり強い”。
塩の輪郭がくっきりしているのに、後味がとても清らかだ。
このギャップがたまらない。

 

日清「塩元帥 旨塩ラーメン」は、
まるで上品な出汁を味わうような“静かな贅沢”がある。
派手さや刺激はないけれど、一口ごとに丁寧に積み重ねられた旨味が感じられて、食べ進めるほどに「じんわり幸せだなぁ」と思えてくる。
柚子の香りがふわっと漂い、ローストオニオンが深みを添え、鶏と魚介がじっくり心に残る。
食後の満足感は、塩ラーメンとしてはかなり高い。
スープを飲み干したあとに残る、ほんの少しの塩の余韻と、優しい出汁の香り。
それがなんだか、秋の午後の空気のように、
穏やかで澄んでいて、少し切ない。

カップラーメンとは思えない完成度と、
“和の香り”が感じられる一杯。
忙しい日々のなかで、ほんの10分の休息をくれるような味だ。

静かな午後、湯気の向こうでそっと微笑むような塩ラーメン。
それが、ベアたんの出会った「塩元帥 旨塩ラーメン」だった。

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