【山形グルメ】山形から届く、冬のごほうび─『 ラ・フランス』が運んでくれる優しさの物語
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山形の大親友から、今年もラ・フランスが届きました。
箱を開けた瞬間、ふわっと空気が甘くなり、独特のやさしい香りが広がります。

ラ・フランスの香りは強すぎず、それでいて豊かで、どこか深呼吸したくなるような落ち着きがあります。
大親友は、自分ではラ・フランスをあまり食べないそうです。
けれど、同居の友達・ベア次郎の「一番好きな果物なんだよ」という話を伝えたところ、「じゃあ送るね」と快く受け止めてくれました。
その気持ちのまま、気負うことなく、ここ数年ずっと毎年贈り続けてくれています。
そこに押しつけがましさは一切なく、ただ純粋に「ベアたんたちが喜ぶなら」という優しさだけがあるのを感じます。
届いてから数日は、追熟を待つ時間です。
ラ・フランスは、食べ頃を見極めるほどに味が優雅になる果物で、指でそっと触って柔らかさを確かめたり、香りの変化を感じ取ったりする時間もまた楽しみのひとつです。
そして、「そろそろかな」と感じた頃に冷蔵庫へ移し、ひんやりとした甘さを閉じ込めます。

冷えたラ・フランスを初めて口にした瞬間、思わず息をのみました。
甘みがふわっと広がり、芳醇な香りが鼻を抜けていきます。
そして、とろりとした果汁が舌の上をなめらかに流れ落ちて、喉へ吸い込まれていく感覚があります。
砂糖のように鋭い甘さではなく、自然で丸みがあって、心をゆっくりと満たしてくれるような優しい味わいです。
ベア次郎もひと口食べるごとに目を細めて「今年も最高だなぁ」としみじみ味わっていました。
普段は豪快に食べるベア次郎ですが、ラ・フランスだけは特別です。
ナイフを丁寧に入れ、美しく切り分ける姿を見ていると、まるで大切な宝物を扱っているように見えます。
彼にとってラ・フランスは“ごほうびの味”なのだそうです。
子どもの頃、特別な時にだけ買ってもらえた果物で、幸せな日の思い出と結びついているのだと話してくれました。
その記憶ごと味わっているような表情をしているので、こちらまで温かい気持ちになります。
食べ物の好みには、単なる味だけでなく「その人が歩んできた小さな物語」も含まれているのだと、改めて気づかされます。
だからこそ、大親友の贈り物はただの果物ではなく、その物語をそっと支える尊い贈り物のように感じられました。
「今年もありがとう」とメッセージを送ると、大親友はシンプルに、「また来年も送るよ」と返してくれました。
それがとても自然体で、余計な気負いのないあたたかさが伝わる言葉でした。こういう優しさが積み重なると、胸の奥がじんわりと満たされます。
食べ終わったあとも、部屋にはほんのりラ・フランスの香りが残っていました。
その香りが漂っているだけで、空気まで柔らかくなったように感じます。果物という小さな贈り物の中には、送る側の温度や思いがしっかり込められているのだと分かります。
大親友、今年も山形の秋、届きました。
ありがとうね(*´ω`* )
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