【映画】『ラーゲリより愛を込めて』観了。(ネタバレあり)
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まるで文学小説を読んでいるかのような映画でした。
予告だけを先に見かけていて、映画館に観に行く予定だったのが時間に追われ、お金に追われしているうちに観に行けなかった作品です。
そんな作品をお家で見れることには感謝しかありません。
大好きな実力派俳優さんが揃い踏みとのことで、のっけからものすごく期待をして見ました。
そして、その期待は裏切られませんでした。
戦争映画としては、少し先読みが出来てしまうストーリーではあると思いますが、キャストの演技がそれを忘れさせてくれました。
絶望。
人は何度となくその淵に立たされます。
戦時中や戦後すぐであれば尚の事でしょう。
主人公は絶望の淵に立たされる度に、わずかに指の隙間から見える『希望』のために立ち上がります。
戦争で色々な心が麻痺した仲間。
トラウマ、PTSD、寂しさというのはなかなか埋めることが出来ないものであります。
しかし、『人間として、生きるとは』と、主人公は何度でも望みを忘れず、見返りを求めず、相手のことを大切にしていきます。
それは、『道義』です。
人のふみ行うべき正しい道。道義。
主人公は決して道徳的道を外れることはありませんでした。
そしうて、主人公が最後の最後の絶望の淵に立たされたときに救ってくれたのは、今まで自分が支えてきた仲間でした。
仲間。
人は人と支え合い、心を埋め合い、協力をして人らしく生きていくものだ。
そういうことを示してくれた映画のように感じました。
最後に。この映画は犬は死にません。安心して見てください。
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